植木屋(庭師)について

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植木屋という職業は庭木や盆栽などを作ると同時に、その庭木を手入れもしますし、さらに石なども使う庭造りもします。

そこで、植木屋は庭師とも言われますが、師という言葉には職人以上の重みがありますから、庭師さんと呼ばれるほうが嬉しいと言う植木屋もいます。

今の都会では近代化が進み、固定資産税の関係もあり、戸建てで庭がある住宅は少なくなっていて、マンション化や高層マンション化が進んでいますから、正直なところ植木屋を頼んで庭木の手入れをする住宅が多いとは言えません。

しかし、地震対策などでマンションでは一定のスペースを確保して、そこに樹木を植えているところも少なくありません。

また、公共の場である公園は自治体が管理しているケースが多いのですが、公園には様々な樹木が植えられています。

さらに植木屋と関係があるのは街路樹で、このように考えると庭師と呼ばれる仕事は減っても植木屋としての仕事場は多いと言えます。

また、植木屋としては庭木を植えたり手入れをしたりするほかに、店を構えて植木を販売もしていますが、そこには盆栽なども並べられています。

ちなみに、植木屋、あるいは植木職人、庭師という職業は海外にもありますから、ガーデナーという英語が転じて造園師という言葉が最近では使われるようになりました。

なお、庭木の手入れなどですとさほど庭師という言葉に重みは感じられませんが、国宝や重要文化財に指定されている建造物の庭の手入れともなれば職人の域を脱した芸術家と言えるでしょう。

このように植木屋(庭師)は目立たない存在ではありますが、時と場合によっては職人としてのプライドを持てる職業だとも言えます。