革職人によるハンドメイドのレザーウォレット
全国の革職人の実数は定かではありませんが、革職人を目指す人にはいくつかの方法があります。
まずは革職人になるための学校ですが、探せば全国に小さいながらも革職人になるための学校があります。
ただし、全ての革製品を教えているのではなく、バッグ、靴、その他に専門化されていますから、自分がなりたいと思う分野の学校を探しましょう。
なお、このような学校では実習として実際に革製品を作りながらノウハウを学んでいくことになります。
また、お勧めなのは弟子入りで、これは革製品を作っている職場で仕事をしながらキャリアを身につける方法です。
つまり、いきなり本番から入るのですが、最初は使い走りもあるでしょうし、作業も簡単な糸止めややすりかけ、包丁研ぎなどですが、これらの全ては革製品を作る過程ですから、どれひとつとして無駄な作業はありません。
また、革製品製造の職場では様々な革製品を手がけますからいろいろな製品を作ることが学べます。
さらに、学校でも弟子入りでも無い方法は独学ですが、先生や先輩の見よう見真似ができませんから無意識に手抜きがでてくる恐れがあります。
このように見てくると、革職人になるためには腕の確かな職人さんが居る職場に弟子入りをして、手伝いをしながらその技術や心構えを学んでいくのが良く、次に学校での実習ということになります。
また、どちらの方法でも教わるよりも学ぶ態度と、さらに良い方法は無いかと考える向上心・研究心が大切になるのは言うまでもないことです。