植木屋(庭師)のキャリアアップ法

造園工事、外構工事、エクステリアなら芯光庭苑(東京都東村山市)
植木屋(庭師)には特に学歴は必要ありませんが、樹木についての知識や庭についての見識は必要になります。

なお、ここで学歴は必要ないと申しましたが、あるのに越したことはなく、英語ができれば海外の植栽についても勉強ができますから、キャリアアップには大いに役立ちます。

広い意味で最近言われているガーデニングは樹木よりも草花に重点が置かれていますから、植木屋も樹木だけではなく草花や石組みについての知識や経験があるほうがキャリアアップにつながると言えます。

ただし、原点に戻って植木屋あるいは庭師として腕を磨くためには何をさておいても経験が物を言いますから、場数を踏むことが第一だと言えます。

また、庭や庭園では上は空、下は地面、その中間に樹木という構図がありますから、ただ植木だけを見るのではなく、広い視野を持って植木がある場全体の雰囲気を感じるようなセンスを磨くことが必要になります。

そのためには幾何学的な知識やセンスが要求されますし、さらには絵画の審美眼なども要求されます。

つまり植木屋としてのキャリアアップは場数を踏みながらも単にその仕事をこなすだけではなく、どのような手入れをすればその植栽と周囲がマッチするかを常に念頭に置くことがキャリアアップにつながると言えます。

そのためには庭園が売り物の建造物を見学したり、樹木や庭を画題にした国内外の絵画を見て、自分のセンスをより高いレベルにする努力プラスそのセンスを生かすことができる技術を身につけることが大切になります。